New York Marathon

お疲れ様です。私です。
なんとか走りきりましたが、
目標の時間に入ることが出来ませんでした。
これは、まだやめたらあきませんよと言うことなのかもしれません。
今回走って、自分の体力、精神力と忍耐力の弱さを感じました。
そういう所ももう一回、鍛えて挑戦しろということなのかもしれません。


今回のゼッケン。

今回走る前に考えたタイムスケジュール。

妻が作ってくれたお守り。

NYCマラソン40周年のメダルです。

昨日のマラソンは朝10時スタートなのに5時半集合だったので、
4時起きで集合場所へ向かいました。
その日は朝から小雨が降る肌寒い天気でした。
まだ真っ暗の中たくさんの人と何十台も連なったバスが異様な光景でした。

そこからバスでスタッテンアイランドのスタート地点へ行きました。
現地に着くと3色の青、緑、オレンジの選手村が作られていました。
選手村ではトイレと飲み物、食べ物のサービスが用意してあり
待ち時間を過ごせるようになっていました。
オレンジゼッケンの私はオレンジビレッジに行きました。

私はランニングの格好と薄いジャケットだけで行ったので、
寒くて体の芯まで冷え切ってしまいました。
でも2枚だけ大きめのゴミ袋を持っていっていたので
それを上下に着て少しだけ寒さを凌ぎ、
なんとか4時間の待ち時間をストレッチなど体を動かして
過ごしました。

そしてようやくスタート地点への集合の放送が流れました。
何万人ものランナー達が誘導され流れる方向に進んでいったのですが、
私とその他何百人の進んだ場所はスタート地点の柵の外でした。
そこからはスタート地点には入れなくなっていました。
そして警備員が言うには時間内にゲートに入っていなかったので、
全てのランナーが走った後、最後に走ってもらいますと言う事でした。
それから納得しないランナー達と警備員のいい争いが始まりました。

でも、その仕切られた柵は越えられそうな高さだったので
私は「行くわ」と近くの人に言って
警備員の見ていない隙に1人乗り越えました。
しかし私はあっけなく捕まり羽交い絞めにされて
ゼッケンを没収されそうになりましたが、
抵抗してると、柵の外に戻るなら許すというので、
戻るふりをして警備員がよそ見をしている間に逃げました。
ということで私は予定通りの時間にスタートすることが出来ました。

スタート前にいろんな事があったので余計に興奮していつものペースより速くなりがちでしたが、
途中から丁度いいペースの人をマークしてついていきました。
ニューヨークマラソンはたくさんの人達が応援してくれるので楽しく走れます。
その中でも時々色んな所で出没する妻の応援はすごく元気付けられました。
それに友達も応援に駆けつけてくれてかなりパワーをもらいました。
それからメールや電話をくれた友達やブログの書き込みもすごく励みになりました。
そんなみんなの応援が走り続ける力になりました。

そのまま約30キロ地点までは調子よかったのですが、
急に足が重くなりスピードダウンし遂に両足が同時に攣ってしまいました。
そこから走ることが出来なくなり歩くのも困難だったのですが、
無理やり歩いているうちに徐々に筋肉がほぐれて、また走ることが出来ました。
しかし残り10キロですが、本当に辛くて1度は4時間の壁を越えることを諦めてしまいました。
でも、残り時間を見ると何とか間に合うかもという時間だったので、
最後の気力を振り絞って走りましたが、足が前に出ません。
でもそのまま止まらずに無理やり最後まで走ったのですが、
4時間4分という結果に終わってしまいました。

最後、ゴールの手前20メートルでも、もう休もうかなと思うぐらい足が痛くて気力が切れそうでした。
ゴールに着いた後は本当にすぐにしゃがみこんでしまい
少しの間、動けませんでした。
その後、ゴールしたすべてのランナーは
家族や友達と合流出来る場所まで20ブロック歩かないといけなかったのがかなり辛かったです。
そして妻と応援してくれた友達と合流して韓国街で焼肉を食べて帰りました。
家に帰ってシャワーを浴びて妻に全身マッサージをしてもらい早めに寝ました。

走る前に思っていたよりすごく辛くてすごく長い距離でしたが、
終わってみるとすごく爽快な気分です。
またこれからもランニングを続けて、またマラソンに出たいと思います。
応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。
長々とすいません。

何かの手違いで書きかけの日記がアップされていたので続きを付けて起きます。

http://www.nycmarathon.org/documents/INGNYCM09_Map_Large_Rev_100909.pdf
今回のマラソンコース。