インド旅行4日目の後半

ナマー私です。
今日はジャイプルから4時間半車を飛ばして
アーグラーというタージマハルがある町に来ました。
途中はすごく田舎でカンボジアベトナム、タイと全然変わりませんでした。
アーグラーという町はタージマハルがあるだけあって
観光客も多く物価も高くて交通量も多く
かなり疲れる町です。
私はドライバーとご飯を食べようとレストランに入りました。
ドライバーが先にトイレに行くと言うので
私が先にレストランに入って待っていたのに
来ないので、先に注文をして食べ終わってしまいました。

豆腐とグリーンピースのカリー

バターナン
私は急いで勘定を済ませて外に出たら、
ドライバーはいませんでした。
車も無く、私の荷物もトランクに入ったままいなくなりました。
私はインドに来てかなり人間不信になっていたので、
やっぱり騙されたと思って愕然としました。
荷物もチケットも無くてもお金があるから何とかなるとは
思っていたけど、お気に入りのバックパックや寝袋やその他
こだわりグッズが無くなった事がショックでしたが、
少ししたらドライバーが」普通の顔で戻ってきました。
知り合いに会って話をしていたらしく、
車も私が見つけられなかっただけで、
同じところに止まっていました。
疑ってごめんなさい。
でも、今回はたまたま良いドライバーだっただけで
こんな事はよくあるみたいです。
私もかなり油断していました。
本当にインドは感覚がおかしくされます。
気を取り直してタージマハルに向かおうと思ったのですが、
急に頭痛が酷くなって具合が悪くなったので、
タージマハルのすぐ近くにいるのに、
少し離れた所から写真を撮って、
今日乗る電車が到着する駅に向かいました。

その駅はアーグラーから20キロくらい離れた
所にあるのですが、
とても治安が悪く警察がいないから銃を持っている人が所々にいて
すごく怖い所でした。
ドライバーは駅に入ったら絶対に駅から出たら
駄目と強く念を押して去っていきました。
確かに雰囲気が他とは違う感じがしました。
駅の中も怖い感じで、写真を撮るのも怖い感じでした。
私は具合が良くないのでアッパークラスの待合所で
電車を待とうと待合所に入りました。

そこはものすごく汚くて臭くてこんな所に
いてられないと思うくらいのところでした。
私はなるべく汚れていないベンチを探して、
そこで電車をまっていましたが、
具合がどんどん悪くなり冷や汗や手や足が震えるようになりました。
何かにあたったのか、風邪をひいたのか熱っぽくなっていきました。
それからトイレで何度か吐いてうずくまっていました。
しばらくして電車の時間が来たので、
私は電車が来る予定のホームに行くと、

掲示板に3時間遅れると出ていました。
私はまた待合所に戻って汚いベンチで横になって待つことにしました。
それからまた電車が来る時間に電車が来る予定のホームに戻って
待ちました。
その時に同じ電車を待つ日本人の男の子(T君)
と出会いました。
私が具合が悪そうなので、その子は日本から持ってきた
栄養ドリンクをくれました。
その後、体調は徐々に回復していきました。
それから約1時間半後に電車が到着しました。
偶然にもT君とは同じ席の上と下でした。
電車はすごく狭くて閉所恐怖症の人は辛いと思います。
電車に揺られながらこの旅のいろんな事を
反省し薬を飲んで寝ることにします。